2010年12月17日金曜日

ジャスティス

どうもこんにちは!

 

 

1214日のドキュメンタリー映画「ジャスティス」の上映に当たって,司会を務めさせていただきましたヤマガタ運営委員の伊藤です。

 

 

先日の上映会にお忙しい中足を運んで下さった皆様,本当にありがとうございました!

 

ヤマガタには前回の上映会から運営委員として参加して,二回目にしてドキドキの初司会だったのですが,沢山の方々にお越しいただいて,皆さんからフォーラムディスカッションで様々な意見をいただき,「あぁ,あのシーンにはこんな見方もあるんだ!」と僕自身ジャスティスへの理解を深めつつあの場に参加することができました。

 

 

回を追って規模が拡大し続け,ついには今まで利用していた居酒屋に入りきらなくなるという,嬉しい悲鳴をあげたくなりつつ行われた上映会後の飲み会でも,普段は話す機会がなかなか無い方々から興味深い話を沢山聞かせていただき,非常に有意義な時間を過ごすことができました。

 

重ね重ねありがとうございますm(_ _)m

 

 

またのお越しをお待ちしています!

 

さて,早速ですが次回の上映会のタイトルが決定しましたのでお知らせします。

 


次回の作品は,なんと我らがヤマガタin 立教の赤崎正和監督,「千鶴」です!

 

詳細はまた追って告知いたします。

 

それでは,みなさまのご来場をお待ちしています!


 

しゃちょう

2010年12月5日日曜日

上映会Vol.12 『ジャスティス』

みなさま、
こんにちは。

気が付いてみたら、今年がもう暮れかけようとしています。
いろんな出会いがありました。みなさまに支えられて、「ヤマガタin立教」も、ここまでやって参りました。
ふと立ち止まって、これまで来た道を顧みるとき、なんだか感慨深いものがありますね。

しかし、「ヤマガタin立教」は、まだまだ突き進みます。

今年度最後の上映会のお知らせをさせてください。

上映作品は、2005年の山形映画祭に出品されたブラジル映画、
舞台はリオ・デ・ジャネイロ、裁判所の一室から始まり、刑務所、裁く側、裁かれる側双方の家庭の中まで、
正義(ジャスティス)を巡る様々な場所、人々をカメラは静かに見つめていきます。

クレジットに「脚本」の文字がみられることからも判るように、緻密な構成と、
文学的ともいえる映像美で、リオの街の「現実」を描いた本作、
なんと新座キャンパス初の35mmフィルムで上映いたします。

上映後のトークショーでは、
今観た映画について、みなさまで語らう機会を設けています。

ご期待ください。

運営委員 ササキユーイチ

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山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)出品作無料上映会・ヤマガタin立教 vol.12
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日時: 2010年12月14日(火)開場18:00/上映18:30~20:10
会場: 立教新座キャンパス 6号館3階N636(ロフト2)
料金: 無料

上映作品:『ジャスティス』 YIDFF2005 インターナショナル・コンペティション出品作
監督:マリア・ラモス
オランダ/ポルトガル語/カラー/35㎜/100分

作品解説:リオ・デ・ジャネイロの裁判所や刑務所の内部に向けられた視線は、そこに関わる人々や関わらざるを得ない人々の日常を行き来しながら、“正義(ジャスティス)”の周辺を描きだす。裁くものと裁かれる側の厳然たる経済的格差や家庭環境の違い、過密を極める刑務所の深部の空気、犯罪者とされる人とその家族たちの苦悩など、カメラは正義の名の下に“裁くということ”がもたらす有様にひたすら目を凝らす。 (=映画祭公式HPより)
※上映後、を開催します。

主催:立教大学現代心理学部映像身体学科
企画・運営:「ヤマガタin立教」実行委員会(立教大学学生有志)
作品提供: 特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局

立教大学新座キャンパスへのアクセス:
東武東上線「志木」駅から徒歩15分
JR武蔵野線「新座」駅から 徒歩20分・両駅よりスクールバス(無料)運行
※お車でのご来場はご遠慮ください

MAIL:road2yamagata@gmail.com (アドレスが新しくなりました)
blog:http://road2yamagata.blogspot.com/ (こちらもリニューアルしました)
Twitter :@roadtoyamagata

皆様のご来場を、心よりお待ちしています。

2010年12月4日土曜日

いざ、新座から、世界へ。

「ヤマガタin立教」
「ヤマガタin立教」は、立教大学現代心理学部映像身体学科 主催による、ドキュメンタリー映画の上映会です。

山形国際ドキュメンタリー映画祭にて上映された作品を、毎月一回

新座キャンパスが誇る本格派シアター型教室(ロフト2)にて上映しています。

上映会の運営は、企画、上映作品選考、宣伝まで全て学生の有志により行われています。

多様な興味や研究分野をもった学生が集い、

映画と向き合い、世界と向き合い、映画を届けることを真剣に学んでいます。

山形国際ドキュメンタリー映画祭…

山形国際ドキュメンタリー映画祭は1989年から隔年で開催されている

世界的に有名なドキュメンタリー映画の祭典です。

ここで上映される作品は、文化紹介や、政治的主張、ジャーナリズムに傾倒した

作品とは違い、個人作家たちが多様な表現形態を用いて、世界と対峙し、

自己と激しく向かい合う姿が垣間みられます。

山形映画祭は、映像表現の最先端ともいえる

ドキュメンタリー映画の現在が表象される場所です。

また、制作者と観客との親密な交流が行われることも、

山形映画祭の特色であり魅力です。

開かれたトークショー

「ヤマガタin立教」の特色は、毎回上映後に行われる開かれたトークショー。

同じ映画体験を共有するものとして、観客同士で映画について語らう、対話の場。

様々な世代、いろいろなバックグラウンドを持った方々が、

それぞれの声で映画を語り、他者の声に耳を澄ます、

映画がさらに開かれていくような、そんな体験がここでは出来ます。


ドキュメンタリー映画を通して世界と出会い、

対話を通してさらに映画体験を深めてゆく。

「ヤマガタin立教」は、立教新座発のコミュニティシネマの試みです。

一度来たら、また来たくなる、

「ヤマガタin立教」へ、是非一度足をお運びください。

2010年11月23日火曜日

11月16日(火)『ハイウェイで泳ぐ』から

早一週間がたってしまいました。

ブログの更新が遅くなり ごめんなさい。





すっかり寒くなってまいりました。

新座のイルミネーションも来週には点灯するそうな。





こんばんは

運営委員の栗林です。







前回の上映会『ハイウェイで泳ぐ』にご来場くださった皆さん、



本当にありがとうございました!!



私、僭越ながら上映会の後のフォーラムディスカッションで

初めて司会を務めさせていただきました。



ええ、真っ赤な服着てニヤニヤしてた女の方です^^



ヤマガタでの活動どころか、ドキュメンタリーさえもビギナーな私が

司会なんかやっていいのか?と内心ビクビクしていましたが



たくさんの方の意見、感想を聞くことができ、私自身楽しんで参加できたこと

あの場にいてくれた全員に



本当に感謝しております。



あの場での発言はなくとも、

アンケートで貴重な意見を残してくれた方々。

ヤマガタin立教の運営委員一同の励みとなっております。



また是非上映会にお越しくださいませ!!





さて次の上映会のお知らせです。


12月14日 (火)

開場 18:00   開演 18:30
立教大学 新座キャンパス 6号館 ロフト2(N633)

次回の作品は

『ジャスティス』
(オランダ/ポルトガル語/カラー/35㎜/100分)
監督:マリア・ラモス

リオデジャネイロの裁判所の映画です。

詳細は、また追って後日。


また劇場でお会いしましょう!!

ハルコ

2010年11月3日水曜日

11/16「ハイウェイで泳ぐ」



運営委員のさとーです。
こんにちは。

11月の上映会が決まりましたので、告知です。
今回は台湾の傑作ドキュメンタリー「ハイウェイで泳ぐ」です。
前回の「馬先生の診療所」は3時間35分の超大作でしたが、今回は49分と大変見やすい作品です。
この映画、メチャクチャ面白いですよ。
友人を撮っているセルフドキュメンタリーなんですが、
撮ることに対する責任や迷い・葛藤、撮られることへの立ち位置や自己表現など、
様々なことを考えさせてくれます。
人を撮るって何なのか、映画を作るって何なのか、表現するって何なのか、
苦しみ、迷いながら、それでも表現してしまう…。
「カメラは不吉な代物だ」と言いながらもカメラを回し、カメラの前に立ち、
カメラに向かって、カメラを用いて表現する。
映画が好きなら必見です!


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「ヤマガタin立教」 vol.10
『ハイウェイで泳ぐ』 (台湾/1998/中国語/カラー/ビデオ/49分)
1999年山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波部門出品
小川紳介賞受賞作品
監督:呉耀東(ウー・ヤオドン)
作品解説:30歳の男性、不安を抱えている。26歳の友人、カメラを持っている。HIVウィルスに感染しながら生きていく男の生きざまを撮影しながら展開する二人の関係を、パーソナルなところから見つめる作品。カメラを向けられ、年上の男は映画の被写 体になることと戯れる。監督はその姿に悩みながら撮影を続ける。動かしようのない事実を前にした二人の真摯さが感動的だ。 (映画祭公式HPより)
日時:2010年11月16日(火) 開場 18:00/上映18:30~19:19
上映終了後に、「開かれたトークショー」を催します。(19:25~20:00)
※「開かれたトークショー」は、観客参加型のディスカッションによるトークショー。毎回様々な世代や立場の方々がそれぞれの声で語り合います。
会場:立教大学 新座キャンパス6号館 3階 N636教室(ロフト2)
アクセス:・東武東上線「志木駅」より徒歩15分、スクールバス(無料)約7分
      ・JR武蔵野線「新座駅」より徒歩20分、スクールバス(無料)約5分
      http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/niiza.html
      ※お車でのご来場はご遠慮ください。
料金:入場無料
主催:立教大学現代心理学部映像身体学科
問合せ:「ヤマガタin立教」実行委員会(立教大学学生有志)
Mail:road2yamagata@gmail.com (アドレスが新しくなりました)
ブログ:http://road2yamagata.blogspot.com/ (こちらもリニューアルしました)
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皆様のご来場、運営委員一同、心よりお待ち申し上げております。


さとー

2010年10月31日日曜日

『ナヌムの家』上映会のお知らせ@池袋

こんにちは。
運営委員の三沢です。
私が所属する他のサークル主催の映画上映会のお知らせです。

※会場は池袋キャンパスなのでご注意ください。

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転送歓迎

*立教大学G.F.S.主催映画上映会*
『ナヌムの家』(1995/韓国/ビョン・ヨンジュ監督)

日時:2010年11月11日木曜日 17:30開場 18:00開始 (20:30終了予定)
特別ゲスト 崔真碩(ちぇ・じんそく)氏(広島大学大学院総合科学研究科准教授)
場所:立教大学池袋キャンパス チャペル会館2階第一会議室
定員:100名(申し込み不要・先着順)
参加費:無料

「言葉にできない思いを分かち合うために。」

かつて「従軍慰安婦」だった」女性たちが共同生活を送っている「ナヌムの家」。
映画『ナヌムの家』は、重い過去を背負いつつも、支えあって今を生きるハルモニ(韓国語でおばあさんの意味)たちの姿を、新進気鋭の女性監督ビョン・ヨンジュが記録したドキュメンタリー映画です。

95年の山形国際ドキュメンタリー映画祭では「カメラの前にも後ろにもやさしさがあふれている」と審査員にその制作姿勢を絶賛され、最も有望なアジアの監督に送られる小川紳介賞を受賞しました。

日本国内ではなかなか見られる機会の少ないこの作品を、もっと大勢の人に見てもらいたい・彼女たちのことを知ってもらいたいという思いから、私たちはこの上映会を企画しました。
今回の上映会では、『ナヌムの家』の世界をよりよく理解するために、立教大学でも教鞭をとられ、同作品を教材に使われている、崔真碩氏をゲストにお招きしました。映画の上映前と上映後にお話を伺います。

スクリーンの中のハルモニに、ぜひ会いにいらしてください。

【立教大学池袋キャンパスへのアクセス】
各線「池袋駅」西口より徒歩7分モバイル用地図 http://www.rikkyo.ac.jp/m/access.html 
【主催 立教大学G.F.S.について】
立教大学G.F.S.は、「性別」に関する様々な差別や偏見、プレッシャーのない世の中を目指して活動する、チャペル団体所属公認学生サークルです。 1954年からの長きに渡って女子ボランティアサークルとして活動してきましたが、2010年4月、原点に立ち戻り、上記のように方向転換し再出発いたしました。
HP: http://riikyo-gfs.jimdo.com/  メールでのお問い合わせ:rikkyo-gfs@live.jp
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私は今年の夏にこの映画を観て、大勢の人に観てもらいたくていてもたってもいられなくなり、気がついたら上映会を行うために走り回っていました。
国内ではレンタルも販売されていないのでなかなか観られませんよ!
今回は映画をよりよく観るというところに重点を置いたためヤマガタin立教でやるような開かれたトークショーはありませんが、それと同じくらい充実した時間の提供をお約束します。
もしかしたら観始めるまでに多少の勇気がいるかもしれません(私はそうでした)が、この作品から得られることはそれを補って余りあると私は思います。

ちょっとの勇気のその先に広がる世界を共有しましょう。
ぜひぜひいらしてください。

みさわ

2010年10月22日金曜日

記念写真。

 上映会終了後、「開かれたトークショー」も終了後、
なおも監督を囲んでお話ししていた時にふと気がつきました。

あ、記念写真………!!

そんな一枚です。
よい顔が並んでいます。

(ササキ)



2010年10月21日木曜日

ツォン・フォン監督、ありがとう!

こんにちは。
運営委員の松田です。

先週の日曜日に『馬先生の診療所』を上映しました。
会場にお越しくださった皆様、
行けなかったけど応援してるよ!って皆様、
ありがとうございました。

今回の映画は3時間35分という長さ!長い!
でもその長さの中で皆さんがいろいろなことを感じて
同じ時間を共有できたことは、私たちにとって喜びです。

ゲストのツォン・フォン監督も
私たちの企画を気に入ってくださったみたいです。
実際に監督がいらっしゃって映画についての
ディスカッションをするというのは、ヤマガタin立教でも
初めてのことでした。
新鮮な体験が出来たとともに、私たちヤマガタin立教の目指す
ディスカッションへの課題も見えてきました。

夜は監督も交えて、楽しい飲み会でした。
監督、しかも中国人の監督と一緒に食事できるなんて、
とても不思議な体験でした。
(って、池谷さんも現役バリバリの監督ですね…。
ごめんなさい、池谷さん! いつもお世話になってます!)
本場のヤマガタでは、毎夜お客さんと監督たち映画関係者の
交流会が開かれているとのこと。
今回のツォン・フォン監督との交流を通して、
来年のヤマガタがより楽しみになりました。

さて、次の上映会は11月16日(火)です!
またまた中国の映画!
タイトルは『ハイウェイで泳ぐ』です。
『馬先生の診療所』とはうってかわって
49分という短い作品です。
友人を撮るというセルフドキュメンタリー。
10年以上前の作品ですが、その魅力は今観ても新鮮!
ぜひ皆様お越しくださいませ!

それでは、皆さま、再見!

2010年10月10日日曜日

10月上映会!

こんばんは。
またしても更新が途絶えてしまっていました。
そして、早くも来週に迫った上映会の情報を遅ればせながら告知いたします。

今回は中国映画、『馬先生の診療所』を上映します。
そして、なんとツォン・フォン監督がゲストです!(拍手)
ヤマガタin立教史上初の監督ゲスト。今から緊張してます…。
ご協力くださった、映画祭事務局の藤岡さんをはじめ、多くの方々に感謝です。
ありがとうございます!
監督、そして皆さん、よろしくお願いします!

さらに、今回は日曜日の開催です。
普段はスケジュールが合わない方もこの機会にぜひ!

では、上映会の詳細です。

「ヤマガタ in 立教」Vol.10
上映作品:
『馬先生の診療所』(YIDFF2009 日本映画監督協会賞 受賞作品)
監督:叢峰(ツォン・フォン)
作品解説:甘粛省の山間にある、馬先生の東洋医学の診療所。待合室では、来訪者たちの話が絶えない。出稼ぎをする若者、炭坑での労働、都会を目指す女性たち。来訪者の声に耳を澄まし、農村に生きる現実を映し出す。(映画祭公式HPより)
日時:
2010年10月17日(日)
開場/
13:00 上映/13:30~17:05
上映終了後に、ツォン・フォン監督を囲んで、「開かれたトークショー」を催します。
(17:10~18:00)
※「開かれたトークショー」は、観客参加型のディスカッションによるトークショー。
毎回様々な世代や立場の方々がそれぞれの声で語り合います。今回は来日中の監督も、
そこに加わっての特別版です。ご期待ください!
会場:立教大学 新座キャンパス
6号館 3階 N636教室(ロフト2)
アクセス:
・東武東上線「志木駅」より徒歩15分、スクールバス(無料)約7分
・JR武蔵野線「新座駅」より徒歩20分、スクールバス(無料)約5分
http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/niiza.html
※お車でのご来場はご遠慮ください。
料金:入場無料
主催:立教大学現代心理学部映像身体学科
問合せ:「ヤマガタin立教」実行委員会(立教大学学生有志)
Mail:
roadtoyamagata@live.jp
ブログ:
http://blog.livedoor.jp/letsgotoyamagata/


では皆様、17日(日)にお会いしましょう!

さとー

2010年9月23日木曜日

講演会のお知らせ。「ポル・ポト時代の大虐殺、癒えない傷、和解への道」

こんにちは。
いま外は雨が降っています。
信じられない暑さが続いた今夏も、この雨が降りやんだら不意に何処かに去りゆき、秋がやってくるそうです。そしてきっと瞬く間に冬へ、季節は巡りますね。

さて、カンボジアの旧ポル・ポト政権による大虐殺、今もなお残るその傷痕を鋭くえぐった鬼才リティ・パニュ監督の『S21』をこちら「ヤマガタin立教」で上映して記憶に新しいところですが、
10月23日にこのポル・ポト時代の大虐殺に関する公開講演が立教大学池袋キャンパスにて開かれます。
収容所であったトゥール・スレンからの数少ない生還者の方、また現在のカンボジアで紛争予防・村落開発活動をしている現地NGO代表の方が講演されるそうです。

その概要をこちらに転載いたします。
(転載元:
http://aiic-rikkyo.org/activities/seminar/2010/1023.html
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平和研究ユニット 公開講演会

170万人から200万人を虐殺などで死に追いやったといわれるカンボジアの旧ポル・ポト政権に対する特別法廷が、30年余りの時を経てようやく動き始めている。今回の公開講演会では、昨年6月にこの特別法廷に証人として自らの虐待や拷問の体験を証言した残り少ない生き証人チュム・メイ氏(79歳)を招聘し、ポル・ポト時代の「人類規模の犯罪」とは何だったのか、今なお後遺症に苦しむカンボジアの人々と私たちはどう向き合ったらよいのかなどを検証したい。

あわせて、そうした癒えることのない過去の記憶を抱きつつ、ポル・ポト支配地域のなかで最後まで戦闘地域だったシェムリエップ州北部の農村地域で、現在、住民組織づくりを通して紛争予防・村落開発活動をしているカンボジア現地NGO代表ケップ・カンナロ氏を招聘し、過去をふまえた現在のカンボジアの平和づくりについて学びたい。

テーマ
ポル・ポト時代の大虐殺、癒えない傷、和解への道
~トゥール・スレーン収容所生き証人の訴えとカンボジアNGOによる草の根平和づくり~
日 時
2010年10月23日(土) 13:30~17:00
会 場
主 催
立教大学AIIC(平和研究ユニット)
共 催
東京大学大学院総合文化研究科付属グローバル地域研究機構(IAGS)持続的平和研究センター(RCSP) およびドイツ・ヨーロッパ研究センター(DESK)、カンボジア市民フォーラム
後 援
国際協力NGOセンター(JANIC)、障害分野NGOネットワーク(JANNET)、アジア保健研修所(AHI)、非暴力平和隊・日本(NPJ)、東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム(HSP)科学研究費補助金・基盤研究A「近代世界におけるジェノサイド的現象に関する歴史学的研究」、上智大学アジア文化研究所、立教大学大学院キリスト教学研究科 、(財)大竹財団、朝日新聞社
参加費
無料
参加方法参加ご希望の方はこちらのフォームからお申込みください(先着順・定員約200名)。
※メールにて申込みされる場合は、氏名、所属をご記入のうえAIIC事務室宛に送信してください。
お問合せ先AIIC事務室 TEL: 03-3985-4671

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文責:ササキユーイチ

2010年9月1日水曜日

『長江にいきる』(6)

少々更新に間があいてしまい、申し訳ありません。
運営委員四年の髭野と申します。

早いもので、もう9月ですね。
われわれ大学生はもう少し夏休みを味わえますが、
小学校〜高校生の方々の多くは切ない思いに打ちひしがれているのではないでしょうか。

さて、『長江にいきる』のリレーエッセイ第6弾をお送りします。
今回は学内からの感想を紹介したいと思います。

“今までのロフト2でのスクリーニングでは見たことないほど、たくさんの学生でない人がいてびっくりしました。”(20歳・女性)

実は、平日の放課後、映像身体学科の教授の方々が教室を使って、映画の上映会をこっそりやっていることが多いんですね。
しかし、これは一般には開放されておらず、告知も先生方が直接行うので学生にもなかなか情報が届きにくいというのが現状です。

しかし、「ヤマガタin立教」は学科からの承認を得たうえで、作品選考から宣伝、上映まで、学生スタッフによって多くの方々に新座キャンパスに足を運んでもらえるよう努めています。

この企画を通して、多くの学生にドキュメンタリーの面白さを知ってもらいたいですし、地域の方々にももっと訪れてもらってコミュニティシネマとしての定着も図っていきたいと思っています。

「ヤマガタin立教」、これからも邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、次回は9月28日(火)18:00開場 18:30上映開始です。
作品は、盲目の親を持つインドの少年が主人公の『ビラル』で、
昨年の映画祭のアジア千波万波部門にてコミュニティシネマ賞などを受賞した秀作です。
会場はいつもと同じ立教大学新座キャンパス6号館3階N636(ロフト2)教室です。

初めての方は
こちらをご参照ください。

それでは、当日お待ちしております。

髭野

2010年8月27日金曜日

『長江にいきる』(5)

初めまして、こんにちわ。

前回の「長江にいきる」上映会から
山形 in 立教の運営委員に参加しています吉田です。

今3年なのですが、2年の後期から池谷教授の授業によってドキュメンタリーの面白さに気づいてから、もっとドキュメンタリーに触れて心豊かになっていきたいと思っております。

では、「長江にいきる」のアンケートを見てのリレー・エッセイ第五段!


「前回のときに、案内できましたが、ただただ正直に生きるということを見せつけられました。ひたすら愚直に生きる姿が、心に打たれました。」
(31歳 男性)

周りがどうであろうと政府に強く説得されようと、自分の信念を貫いて生きていくビンアイのありのままの姿は、強くたくましい。そして、本当に美しい。

人の目を気にしながら生きている私にとってビンアイの生きる様は衝撃的であった。

どうしてあんなにも強くく真っ直ぐに生きられるのだろうか。と思うと同時に、何故自分はこんなにも人の目を気にしているのだろうか。本当に自分が大事にしていきたいものは何なのだろうか。と考えさせられた。

自分に正直に生きている姿こそ本当に美しい姿なのではないだろうか…

「ただただ正直に生きる」シンプルなようで難しい。

それは、私にとても足りない部分。

自分の中の正直を見つめて生きていこうと思う。



未熟者吉田のブログ、不完全で失礼致しました。
これから成長していけるよう願うばかりです。


どうか皆様、今後とも宜しくお願い致します。

9月28日(火)には『ビラル』を(会場18:00上映18:30~)立教大学新座キャンパス6号館三階にて上映致しますので、是非お越し下さい。
詳しくはまた後日お伝え致します。


ではでは、まだまだ暑いですがお体に気をつけて過ごしていきましょう。

吉田弓季葉

2010年8月16日月曜日

『長江にいきる』(4)

こんにちは!運営委員の松田です。
ブログリレー、今回は私が担当します。


皆さんの感想を読ませていただき、とても刺激になりました。ありがとうございます!
印象に残った感想を紹介させていただきます。


“豊かさ”というものは、一律に決められないものだと改めて思った。自分の生活と比べて、その生活の仕方がいくら古くても、いくら貧しそうに見えても、それはこちら側の感覚であって、自分の感覚と違うことを不幸だとか、不憫だとか、勝手に思って決めつけてはいけないのだ。世界の発達している部分、便利な部分、それを知ることによって、その生活の方がよいと思って真似したり、取り込んでいくことは、一概に豊かさにつながっているのではない、と思った。ビンアイがあんなに強い女性に見えたのは、自分の生活を守りたかったから。守るべきものがあると、人は強い!!

(22歳・女性)


比較の概念が、逆に本質を見ることの邪魔をしているのではないかと思うことがあります。

私はいつも、ドキュメンタリーを見て新しく知ることがたくさんあると実感します。自分と違う国、自分と違う文化の中で他の人間がどのように暮らし、生きているかを知ることで私の世界は広がっていきます。たくさんの世界を知ってみたい!そう思います。

つたない文章、お許しください。
これからもよろしくお願いします。
上映会でお会いしましょう!

運営委員 松田かづき


2010年8月12日木曜日

『長江にいきる』(3)

連日続く猛暑の日々、お変わりなどありませんでしょうか。
そんな暑い日々の中で台風がやってきたこの瞬間にブログを書くなんて、何か感じられずにはいられません!
なんで私の回なのかねぇ。

少々のお時間おつきあいくださいませ。

ブログリレー、今回担当させていただきます鴇田と申します。
ヤマガタin立教にお越しいただいた方には、何度かお目にかかっているやもしれませんね。
顔の主成分がメガネの者です。

『長江に生きる』を上映したのも、もう一ヶ月も前になるんですね。
月日は早いものです。
私がここで取り上げさせていただくのは、私たち運営委員の年代に近い、学生の方の感想です。


ビンアイさんの頑張っていらっしゃる姿をいろんな表情から撮っていらして凄いと思いました。
ビンアイさんのたくましい姿、母としての優しい姿は尊敬すべき姿だと思いました。
(19歳 女性)


私は『長江に生きる』を二回観ましたが、やはり一番印象に残るのが、母としてのビンアイさんの姿でした。
表情であったり、言葉であったり、お子さんの靴を縫うシーンはまさに”母”であり、”ふるさと”であると思うのです。
私は実家を出てからこの方、まともに帰省したことがないのですけども、この作品に出会って、今年こそはきちんと帰省しようと深く猛省した次第です。
非常に個人的な話で申し訳ないのですが(笑)
しかしビンアイさんに母の姿を重ねて見られた方も、少なくともいらっしゃったのではないかと感じております。

正直申しますと、私はいつも撮り方だの姿勢だの煩く好き勝手言いまくるとんでもなく無礼な人間なのですが、この作品にはあまり言う気にならなかったんです良い意味でですよ!
なんと言いますか、一言で申しますと

「あ、敵わない」

なんです。
いえ本当に。

皆さまは、ご自身のお母さんを暖かな声で「母さん」って呼んだ記憶はございますか?
それさえあれば何も要らない、とビンアイさんは言いました。
母の心は愛で一杯でした。
そのことが映像からひしひしと伝わってきます。
心痛くなるようなニュースばかりで世界は埋め尽くされているのではないのですね。
また、中国政府の政策の酷さを確かにこの作品を伝えてきます。
大声で怒声を浴びせ合うシーンではスピーカーの音が割れちゃいましたしね(笑)
しかしやはり映したかったのは、ビンアイという一人の女性、母親の姿であったのだろうと思います。
そうでなかったとしても、私はこう感じたのです!
これが大事ですね!(笑)

この感想を書かれた方には、いつかどこかで呑み語りしたいです。
映画を観て。
感想を交わしあう場の面白さ、日々痛感しております。
これも皆さまのお陰、有難うございます!!

さて長くなりましたが、ここまでお付き合いいただき心から感謝致します。
次回の更新は月曜日です。
また違う運営委員が登場致しますので、お楽しみに!!

鴇田

2010年8月5日木曜日

『長江にいきる』(2)

こんにちは。

暑いですね。夏ですね。
焼けるような日差しに体が溶けてしまいそうになっています。
心はすでに溶けているかもしれません。
どうも。運営委員をしております、さとーと申します。

前回、ササキからスタートしましたリレーエッセイの第二弾です。

『長江にいきる』の上映会には多くのお客様にお越しいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
学生以外の方々にもたくさんご来場いただき、大いなる刺激を受けました。
今日はそんな学生以外の方の声です。


ビンアイさんの生きざまを愛情をもって撮られた監督を尊敬します。もちろん、ビンアイさんも彼女のダンナさんもとても素敵でした。私も彼女たちのように力強く勇気をもって生きて行こうと思いました。良い映画(ビンアイさんたちの生きざま)をありがとうございました。

47歳・男性)


まさしく、でございます。
この映画、とにかく観ていてビンアイさんを好きになってしまうのですよね。
自然と応援してしまうのです。
それと同時に、あぁ自分も頑張ろうと思えるのですよね。

国も年齢も環境も何もかも異なる人の生活をじっと観ていて共感し、わからないと不思議に思い、観ていて思わず微笑んでしまい、真剣に考えてしまう。よく考えてみると不思議な体験なのですが、個人を追ったドキュメンタリーの面白さの一つですよね。『長江にいきる』はまさにそうした体験を与えてくれる、ビンアイさんと濃密な時間を過ごせる、そんな素敵な素敵な映画でした。

9月には『ビラル』というインドのドキュメンタリーを上映しますが、その映画もそういった体験ができる映画です。

ドキュメンタリー、クセになりますよね。病みつきになりますよね。
今後も共に素敵な映画を観て、それについて語り合えれば幸いです。

夏バテせぬよう気をつけて、皆さま、素敵な夏をお過ごしください。

感謝。


さとー

2010年8月3日火曜日

『長江にいきる』(1)

こんにちは。

猛暑の日が続いていますね。

熱気を帯びた雑踏の空気と、冷蔵庫のような室内とを往き来して、体調など崩されていませんか。

さて、ご挨拶が遅くなってしまいましたが、

先日「ヤマガタin立教」Vol.8『長江にいきる』上映会が無事終了致しました。

お越しくださったみなさま、来られなかったけれど、気にかけて下さったみなさま、チラシやお知らせを受け取って下さったみなさま、本当にありがとうございました。

上映後の開かれたトークショーでは、本場の山形映画祭のミューズ、藤岡朝子さんをお招きして普段は聴くことのない映画ととても近しい距離からの声を聴くことが出来ました。けれど、それだけではありません。わたしたちのトークショーは映画を囲んでの対話の場所、そのことを心から理解して下さった藤岡さんのご尽力や、何より発言し声を聴かせてくださった、またしっかとお話に耳を傾けてくださったみなさまの御陰さまで、さまざまな声に満ちる、映画に応答するような、そんな時空間と相成りました。

このことを、映画を届けるように、みなさまにも伝えたい、そんな呟きが聴こえて参りました。

さらに、わたしたち運営委員を驚かせ、震わせてくださったのは、アンケートにみなさまがお書きくださった声なんですね。上映会が終わってからも、その場に居残り映画に応えようとペンを走らせるお姿は、映画がそれぞれの中に生きはじめる瞬間をそこにみたように思われました。

前置きが長くなってしまいましたが、

わたしたち「ヤマガタin立教」の新たな試みとして、この場所で、そんなみなさまの「声」をご紹介させて頂くこととなりました。

紹介する許可を頂いたみなさまの感想を運営委員が選びだし、それに呼応し、共振するような形でここにまた新たに言葉を編む。そんなリレーエッセイです。

第一回目は、わたし運営委員のササキが担当致します。

今暫く、わたしの悪文とおつきあいくださいませ。

わたしが紹介させて頂きたいのは、こちらの声です、、、

ドキュメンタリーを一本丸々みたのはこれが初めてです。まとまらない色々な感情をもちました。彼女達がどこまでもどこまでも生きようとする事と、今の私と、考えるべき点が沢山あるように思います。私の平穏さに対して今日色々と考えたいと思いました。

19歳・女性)

長江の濁音を微かに背負って、丘の上に座っているビンアイさんの表情がいま目蓋の裏に浮かびます。優しさとは、激しい感情の持続のことだと言った詩人のささやきも追って聴こえてまいります。

映像を通して、まだ見ぬ人と出会えることの驚きと喜びと、その出会いはときにわたしの「リアル」を揺らしたりもする。

他者への眼差しに重なるように、「私」のいまを見つめる眼差し。そんな眼が、映画を見つめていたんですね。

ありがとうございました。

ササキユーイチ

2010年7月6日火曜日

S21』の上映会に足をお運びいただきました皆様、どうもありがとうございました。

梅雨のじめじめした天気が続き、スコールのような夕立が降る今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、次回の上映会の詳細が決まりましたので、報告させていただきます。
ご都合のつく方は是非ご来場ください。

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「ヤマガタ in 立教」vol.8
上映作品:『長江にいきる 秉愛(ビンアイ)の物語』
      2007 アジア千波万波 小川紳介賞(グランプリ)
監督:馮艶(フォン・イェン)
作品解説:現在建設中の三峡ダムが完成することによって移住させられる113万人の多くは農民。そのひとり、気概あふれる秉愛(ビンアイ)の7年間にカメラが寄り添う。移住を推し進めようとする役人と烈しく渡り合う姿とは対照的に、時に土を耕しながら時にろうそくの火に灯されながら語る不安、そして家族や結婚について話す時に見せる繊細な横顔。秉愛の心の機微を監督は粘り強く見つめ、可憐な素顔を引き出し、そこに残ろうと彼女を駆り立てる土地に対する慈しみを掬い出す。

日時:2010716日(金)
   開場/17:00 上映/17:30
   上映終了後にフォーラムディスカッションを催します。(19:3020:00
   ゲスト:藤岡朝子さん(ヤマガタ国際ドキュメンタリー映画祭 東京事務局ディレクター)
会場:立教大学 新座キャンパス
   6号館 3階 N636教室(ロフト2)
   東武東上線「志木駅」より徒歩15分、スクールバス(無料)約7分
   JR武蔵野線「新座駅」より徒歩20分、スクールバス(無料)約5分
   (http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/niiza.html
料金:入場無料
主催:立教大学現代心理学部映像身体学科
問合せ:「ヤマガタin立教」実行委員会(立教大学学生有志)
    Mailroadtoyamagata@live.jp
    ブログ:http://blog.livedoor.jp/letsgotoyamagata/

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多くの方々のご来場を心よりお待ちしております。

2010年6月25日金曜日

次回上映作品が6/29(火)に決定いたしました。
急な告知となり申し訳ありませんが、ご都合の付く方は是非足をお運びください。

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山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)受賞作品@立教新座
ヤマガタin立教 2010年度第2弾!
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日時: 2010629日(火) 18:2020:3018:00開場)
会場: 立教新座キャンパス 6号館3N636(ロフト2
料金: 無料

18:00 開場

18:2020:05
YIDFF2003
コンペティション部門 優秀賞受賞作品
S21 クメール・ルージュの虐殺者たち』
監督:リティー・パニュ

フランス/2002/カンボジア語/カラー/ビデオ(DVCAM)/101分/日本語・英語字幕あり
作品解説:かつての政治犯収容所「S21」。クメール・ルージュの大虐殺による加害者と被害者をその場所に集め、非人間的で過酷な日々を再現していく。証言で明らかになる真実の数々、対峙する2人のやりとりの迫真性が25年という時を越える。カンボジア生まれのリティー・パニュ監督(映画祭 2001『さすらう者たちの地』でフラハティ賞受賞)の、故国への想いが静かに脈打つ。(=映画祭公式サイトより)

20:0520:30
トークディスカッションを予定

主催:山形映画祭作品上映実行委員会
(映像身体学専攻及び映像身体学科学生有志)

作品提供: 特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局

立教大学新座キャンパスへのアクセス:
東武東上線「志木」駅から徒歩15
JR
武蔵野線「新座」駅から徒歩20
両駅よりスクールバス(無料)運行
詳しくは
http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/niiza.html

みんなで呟き!ツイッター
http://twitter.com/roadtoyamagata

問い合わせ:
roadtoyamagata@live.jp
************************

たくさんの方々のご来場をお待ち申し上げております。

2010年5月21日金曜日


上映会 Vol.6 『アメリカ通り』が無事に終了しました。


映画を観に来てくださったみなさま、

ユーストリーム配信をご覧くださったみなさま、

twitterにコメントをくださったみなさま、

チラシを受け取ってくださったみなさま、


上映会を支えてくださった全ての方に、そして映画に、

心より感謝申し上げます。


有難うございました。


さて、今回の「ヤマガタin立教」では、ゲストを招いてのトークショーとは趣向を変えて、 上映後に上映作品『アメリカ通り』についてのディスカッションを行いました。


会場に居合わせたすべてのひとが 、ひとつの映画を観るという体験を共有する者としてそこにいて、

それぞれの声で映画を語る。


そんな空間になればという思いからの試みでした。


運営委員の中で映画の賛否が分かれたというのも理由のひとつです。


そのもようはユーストリームにてご覧いただけます。

05/18/2010


映画が内在しているさまざまな扉が、

それぞれの鍵で開けられる。

「それぞれの中に映画が生きる」

そんな時間になっていたら幸いです。



2010年5月18日火曜日

『アメリカ通り』上映、本日です!


学校帰りに、お仕事帰りに、お買い物帰りに、立教大学新座キャンパスN636(ロフト2)教室へお立ち寄りください!1820分上映開始です!当日は飛び入りゲストの参加もあるかも?!


上映後に池谷薫教授を交えて、トーク&ディスカッションを行うことが決定したのですが、さらに、それをUstreamで配信します!

おそらく新座キャンパス初の試みということで、成功するのかドキドキです!


Ustがよくわからないという方に説明しておくと、生中継での配信も可能な動画共有サービスのことで、さらにその視聴者がツイッタ上でチャットできたりするんです!


上映は5限後の1820分から、トークは1950分からの予定です!来れる方々はN636(ロフト2)教室へ。来れない方は、Ust配信をよろしくお願いします!


http://ustre.am/hnSJ 「ヤマガタin立教」

2010年5月1日土曜日

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山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)受賞作品@立教新座
ヤマガタin立教 2010年度第1弾!
************************ *****
日時: 2010518日(火) 18:2020:2018:00開場)
会場: 立教新座キャンパス 6号館3N636(ロフト2  
料金: 無料

18:00
開場

18:20
19:50
YIDFF2009
アジア千波万波部門 小川紳介賞(グランプリ)受賞作品
『アメリカ通り』
American Alley
監督:キム・ドンリョン
韓国/2008/韓国語、英語/カラー/ビデオ/90
作品解説:米軍基地が面積の約40%を占めるトンドゥチョン市。「アメリカ通り」で韓国人女性のKが働き続けた40年以上の歴史と、近年増えてきたロシア人、フィリピン人女性の今。若い米軍兵士たちとの関係、彼女たちの故郷への想いを見つめる。(=映画祭公式サイトより)

19:50
20:20
ゲストによるトークショーを予定(詳細は後日発表)

主催:山形映画祭作品上映実行委員会
(映像身体学専攻及び映像身体学科学生有志)

作品提供: 特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局

立教大学新座キャンパスへのアクセス:
東武東上線「志木」駅から徒歩15
JR
武蔵野線「新座」駅から徒歩20
両駅よりスクールバス(無料)運行
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たくさんの方々のご来場をお待ち申し上げております。



春ですね。


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(ササキ)

2010年1月23日土曜日

突然ですが、耳寄りな情報です!


昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で市民賞と特別賞を獲得した話題作『ナオキ』(英語タイトル:Japan: A Story of Love and Hate25日(月)午後8時より、NHK BShiで再放送されます!


http://www.nhk.or.jp/tokyomodern/onairdate.html


監督のショーン、被写体となったナオキさん、お二人ともフレンドリーな方で、香味庵で一緒に飲んだことは良い思い出です。ショーンと写真を撮ろうとした時にはほっぺにキスされました(笑)


作品も素晴らしいです。事前に多くは語らないようにしますが、ファーストカットからきちんと見てほしいです!


BShiが映るお家は必見、要録画です!!!

2010年1月19日火曜日


「ヤマガタ in 立教」第五回上映会、


無事に終了しました!!


お越しくださったみなさま、

本当に有難うございます!!!!!!!!!!!!!!!


池谷薫ゼミの卒業制作 作品『顔面』上映後の質疑応答や、

上映会の様子など また当ブログでレポートいたしますので、


おたのしみに!!

2010年1月18日月曜日

\いま、目の前に在るものたち。

すぐに消え失せてしまうだろうものたち。

それらは風に吹かれている。

世界は常に生成の直中にあり、いま生起したものは、次の瞬間にはもう、以前のそれではない。風は止むことをしない。


写真のかなしみは、そこにある。

写真は残る、わたしたちはかわってゆく、わたしたちはもうそこにはいない。


忘却に抗いたいという想いは、映画を撮るものの本性的な欲望なのだろうか。

カメラは記憶する。本当に?


「記念行事に死を!忘却万歳!」


複製技術の芸術であるところの「映画」が、死んだモニュメントとならないためには、上映されるたびに、初めて上映されること。それが必要だろう。


『忘却』上映まで、あと 一日! 

2010年1月17日日曜日


 『忘却』監督のエディ・ホニグマンは、1951年ペルー共和国の首都リマにて、ホロコーストを逃れて移住してきたオーストリア人の父と、ポーランド人の母との間に生まれます。


 十代のエディは、リマの街にあった沢山のB級映画を上映する映画館や、実験映画を上映するアートハウスに通いつめる映画少女だったといいます。


 そして、リマの大学で生物学と文学を専攻した彼女は詩を書き始め、後にそれが彼女の作りだす映画世界の原点となります。


 ヴィスコンティの『揺れる大地』『ベニスに死す』、ドライヤーの『裁かるるジャンヌ』などの偉大な映画たちとの出逢いを経て、彼女は詩作をやめ、映画を学ぶために故郷リマを離れることを決意します。

 『黄金狂時代』の中で、ぼろぼろの靴を料理して食べるチャップリンのユーモアが、経済的困難を克服してローマの映画学校へゆく勇気をくれたと、彼女は語っています。


 現在に到るまで、精力的に様々な映画を、彼女は制作し続けていますが、それらはどれも幾つかの同じテーマのもとに展開されています。

 すなわち、「記憶の持つ力、生きるための不滅の意思、つまり、ささやかな幸せへの道筋としての芸術、文学、詩、そして音楽」です。


 彼女の愛するリマを舞台にした『忘却』、声無きものたちの声に、彼女は耳を澄ませるようにしてカメラをまわします。


 上映会まであと二日です。

2010年1月16日土曜日

『忘却』の海外版トレイラーです。

いよいよ上映日まであと4日!



2010年1月15日金曜日

山形国際ドキュメンタリー映画祭2011の開催が正式発表されました!日程は2011106日(木)-13日(木)です!


ヤマガタへの道が開けました!

旅の仲間を募ってます!

「ヤマガタin立教」第5弾!『忘却』上映にぜひ足をお運びください!

来週火曜日です!

2010年1月14日木曜日


我らが新座キャンパスは、

立教池袋キャンパスの学生からは、


新座大学 ,

呼ばれているそうな...


そんな新座 大学 に辿り着くために、

以下を参照ください!


PCからご覧の方は:

http://www.rikkyo.ac.jp/access/


携帯からご覧の方は:

http://www.rikkyo.ac.jp/m/access.html


お気をつけてお越し下さいませ。


(ササキユーイチでした)




2010年1月12日火曜日

ヒゲノです。
開催直前に申し訳ありません。
次回上映作品が変更となりました。
予告していた『水没の前に』から
昨年のコンペティション部門で山形市長賞を受賞した『忘却』に変更となりました!

ご迷惑をおかけした方々には深くお詫び申し上げます。

さて、作品変更に伴い、開催概要も変更となりましたので、以下で確認をお願いいたします。

************************
ロードto ヤマガタ 改め ヤマガタin立教 第5弾!
山形国際ドキュメンタリー映画祭受賞作品@立教新座
************************
日時: 2010年1月19日(火) 17:00〜20:00
会場: 立教新座キャンパス 6号館3階N636(ロフト2)
料金: 無料

◎特別プログラム◎
池谷薫ゼミ卒業制作上映
17:00〜17:55
『映写史』(約26分)
『顔面』(約26分)

17:55〜18:15
質疑応答

18:25〜20:00
2009年山形市長賞受賞作品
『忘却』
Oblivion
監督:エディ・ホニグマン
オランダ、ドイツ/2008/スペイン語/カラー/ビデオ/93分
作品解説:ペルーのリマで生きる老バーテンダー、レストラン給仕や革職人、路上パフォーマンスで日銭を稼ぐ若者や子どもたち。経済的に政治的に困難な状況を生き続けるために人々が忘れていること、忘れえないことに耳を傾け詩のように編まれた本作。バーテンダーの作るカクテルや大道芸人たちの小道具、記憶力をよくするカエルジュースなど彼らから作りだされる産物と言葉の狂想曲は、喪失感と曖昧な未来の中にある灯火だ。(=映画祭公式サイトより)

主催:山形映画祭作品上映実行委員会
(映像身体学専攻及び映像身体学科学生有志)

作品提供: 特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局

立教大学新座キャンパスへのアクセス:
東武東上線「志木」駅から徒歩15分
JR武蔵野線「新座」駅から徒歩20分
両駅よりスクールバス(無料)運行
詳しくは
http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/niiza.html
************************

それでは、みなさまのご来場お待ち申し上げます!

2010年1月3日日曜日


あけましておめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!


「毎日更新」を標榜していた、当「ヤマガタ in 立教」ブログでしたが、こんなにもご無沙汰してしまいました......

でも いいのです

合い言葉は...

今年から がんばりましょー

(もう三日ですよ!!!)


気を取り直して 第5回上映会のお知らせをさせてください。


【第5回 「ヤマガタ in 立教」定期上映会】

今回の「ヤマガタ in 立教」では、2005年の山形映画祭にて「ロバート&フランシス・フラハティ賞」を受賞した、リ・イーファン、イェン・ユィ監督の『水没の前に』を上映いたします。山峡ダムの建設によって、水没する運命にある中国四川省奉節の町。雄大な自然、中国が誇る詩人 李白で有名なその町。しかし彼らはカメラを持ち、そこで「詩に敵するもの」となることになります。カメラが捉えたのは、移転問題をめぐり葛藤する住民たちの、そのむきだしの姿だったからです。

また、覆面上映として、本学教授であり、映画監督である池谷薫 先生のクラスの卒業制作を上映する予定です。カメラを持った者が、一体どんな「今」と向き合うのか。制作した学生にとっても、ご覧頂く皆さまにとっても刺激的で貴重な時となるでしょう。ご期待ください。


日時 2010119日[火] 16:45-20:20

会場 立教大学 新座キャンパス 6号館 ロフト2

(アクセスは、こちらをご覧ください。)

http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/niiza.html

上映作品 『水没の前に』(中国/2004/カラー/ビデオ/143)

覆面上映 () [本学 池谷薫 教授クラスの卒業制作]

入場 無料



(スタッフ ササキユーイチでした。)